長編ドキュメンタリー映画『花と兵隊』 

                 
2010年7月23日上映

  アンケート集計結果   入場人員=102名 プラス子ども1名)
 回答者数……28   回収率……27.5%

1.あなたについて
  @ 1.年齢……90歳代(1)、 80歳代(1)、 70歳代(10)、
    60歳代(4)、50歳代(6)、 40歳代(2)、 30歳代(2)、
    20歳代(1)、不明(1)
  A 性別……女性(16)、 男性(12)
  B 職業・会社員(1)・自営業(2)・公務員(1)・団体職員(1)
       ・無職(5)・主婦(3)・パートタイマー(3)・不明(12)
  C 住所 ・宇都宮市(13)・下野市(3)・日光市(3)・栃木市(4)
        ・小山市(1)・さくら市(2)・足利市(1)・茂木町(1)


2.本日の公演を何でお知りになりましたか。
  @・下野新聞(3)・読売新聞(1)・朝日新聞(4)・毎日新聞(1)・とちぎ朝日(1)・新聞(2)
    ・よつ葉会だより(1)・団体機関紙(1)
  A・チラシで、どこで受け取りましたか。・佐野市(1)・県総合文化センター(1)
   ・宇都宮文化会館(1)・宇都宮市東図書館(1)・友人知人(12)
  B・主催団体から郵送されたチラシまたはハガキ(2)
3. 観られた感想をご自由にお書きください。
 * 私は海軍でしたから海戦とは全く異なります。(90歳男性)
 *
小生よりひと廻り以上、年輩の方々の「生きざま」に感銘した。生涯で忘れ得ぬ名画でした「平和映画会」サンありがとう。(78歳男性)
 *
戦争をしらない若者に是非 観賞させたい。義兄がインパール戦に行っただけに涙 涙の時間でした。兄は一昨年88才で他界しました。生前中に何度か話を聞きましたが本日の映画で考え深い想いをしました。(78歳女性)
 * 戦争の一面をしりました。(多くの中に) 胸がつまり、何とも言えません。(76歳女性)
 *
天皇と日本軍部が起こした侵略戦争の為に如何に多くの人民が苦難の道を歩まされて来たかを良く理解できた。(74歳男性)
 * すばらしかった。(71歳女性)
 * この映画がどういう映画が当初知らなかった。しかし、「とちぎ朝日」で知った。これは歴史の裏面史であるが、これを映画にまとめた監督は立派である。多くの国民がこの映画を観て戦争の悲惨さを知るべきである。この映画の存在を無視する日本のマスコミはどういうものなのであろう。(70歳男性)
 * 知らないことがわかりありがとうございました。(70歳男性)
 * 彼らの生活が幸福でよかった。それゆえに、戦争の残酷さが、より感じられました。私の父はビルマ帰りでした。(6年前に死去)(63歳男性)
 * 弾にあたるとか、人を殺すことよりも、もっと悲惨な事実に胸がはりさける思いで観ました。人の肉を食べる、突きあったり刺し合う―――これは、命令によって行われた。本当の戦争の恐ろしさを感じました。(63歳女性)
 * 食糧の補給路もなく無謀な戦争の中で日本に戻らず現地で生活を続けた、元日本兵たち、今の日本では、餅をつく事も、神棚を祭ることもなくなっている人が多い中、どこにいても魂は日本人という言葉が胸にささりました。人間らしい生き方を選んだ人たちだったから日本に戻らなかったのかも知れません。(61歳女性)
 * 未帰還兵のことは、余りこれまで考えたことありませんでした。考えるいい機会を頂戴しました。自分の今後の活動に反映していきたいと思います。(56歳男性)
 * 良かった(56歳女性)
 * 私の父もインパール作戦に参加した一員です。20数年前くらいになりましたが当時、この方達がいると聞いていたので興味をもち今回来ました。父がなくなって、ビルマのことが遠のきましたが、今のミャンマーのニュースを見るたび、残念でなりません。何らかの形でミャンマーとの平和の糸をつなぐためにお手伝いしたいと考えます。今は、自分の仕事で一杯ですが、そういう気持ちはもち続けたいと思います。本日はありがとうございました。(56歳男性)
 * ゆるやかな南国の静かな日常的なくらしの中に、ことばにできない戦争の苦しみを胸に思いもかけない一生を生きてきた人がいて、その人を囲む村の暮しがあって、忘れられない映画になるでしょう。たどたどしい日本語になりつつも戦争がどれほど深い傷になっているか「鉄砲をうちあうのが戦争ではない」「心も苦しいから人を食う」ということばに表れていました。南国に花は美しかった。(55歳女性)
 * 初めてこういった映画を見て、現実におこったことを知らなかったので非常にびっくりすることばかりでした。すばらしい映画をとっていただいたことに感謝しています。(55歳女性)
 * ビルマの人達のおおらかさを強く感じました。89才の父がビルマ戦線の生き残りです。現在入院中ですが、見せてやりたい想いにかられました。「現地の人は優しくしてくれた」が口ぐせです。良くわかりました。(50歳女性)
 * それぞれの思いをよく引き出していたと思う。(49歳女性)
 * 伝わるものがあります。日本の歴史がよくわかってないことを感じました。(45歳女性)
 * 個々人の事情より感動的なヒューマンストーリーと戦争を回顧する中での衝撃的なエピソードとのコントラストが不思議な魅力をもった映画でした。(36歳男性)
 * 全然知らない世界でした。帰ってこない人がこんなにいるなって(36歳女性)
 * 人が人を食べる」衝撃的は話しでした。初めてこんなことがあったと知りました。心にキズもって帰ることができなかったのだと思うとかわいそうだと思った。戦争教育、おそろしいなあと、くり返してはいけないと強く思いました。地に根付き、しあわせそうな様子がせめてものすくいだと思えました。(25歳女性)
4. 憲法の「改正」が目論まれています。この道は「いつか来た道」戦争への道につながらないでしょうか。ご意見をお寄せください。
 * 憲法9条は改ていしないで。(90歳代男性)
 * 9条の会を先頭に、護憲を貫いて、「平和」の世界にしたい。(78歳代男性)
 * 改悪反対。※10才の的のトラウム(今で言う)が続いている(76歳女性)
 * 全くその通りである。特に民主党が憲法調査会への再開を発表したが大抗議運動を展開して阻止しなければならない。(74歳男性)
 * 戦争の道につながります。(71歳女性)
 * 民主党が右派と左派に分裂し右派と自民党が連立政権を握り、国会の過半数を得て憲法を改正する。これは夢物語であろうか。日本国民は流れやすい恐ろしさを持っている。(70歳男性)
 * 地道ですが、こうした映画や思いをひとりひとりが伝えていくことの大切さ。(63歳女性)
 * 平和な「人の和」に一人ひとりが思いを致すことと考えています。(56歳男性)
 * 戦争は、いけません。子ども達に学校で見せられないのが、残念でなりません。(50歳女性)
 * 憲法九条を守り、戦争へつながらないようにしたいと思う。(49歳女性)
 * 九条改正。言葉は耳にするけど、わかっているような、わかってないような、関心はあっても、行動が伴わず・・・気付けば、いつか来た道に迷いこんでしまうようで、こわい。(45歳女性)
 * 戦争に参加した方が生きている間、そして、その記憶が残されている間、戦後は来ないと思います。戦後を楽観的に考えることのないような思考にて取り組んでほしいと思います。(36歳男性)
 * 改正を考える人は、昔、戦争でどんなことがあったのかも知って考えてほしいと思います。じっくり話しあってみたら、きっと「いつか来た道」に行かずにすむこと、を願います。(25歳女性)

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