さようなら原発! 栃木アクション
2019〜2013年保存版
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チェリノブイリ原発事故、福島第一原発事故は、原発を完全には制御できないこと、原発事故の影響は、時間的にも空間的にも計り知れない程甚大であることを示しました。
 原発は被曝労働の犠牲の上に成り立っているだけでなく、使用済み燃料等放射性廃棄物の処理のツケを、長期にわたり小孫に回すもので、論理的にも許されません。
 海洋大国、火山大国、森林大国の日本の自然エネルギーの潜在能力は極めて大きく、その一部を活用するだけで、エネルギーを自前で賄え、石油やウランを買うために大金を払う必要もないのです。
 現政権は「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」でも原発を維持しようとしていますが、原発を維持したものをグリーン成長戦略というのはまやかしです。温暖化対策でも、ドイツのように自然エネルギーの導入に本気で取り組めば原発などいらないのです。

 脱原発社会こそが国民の願いであり、世界の流れです。

私たちは、原発を推進する国、電力会社などに対し、
原発の稼動を認めず、速やかに原発に依存しない社会を
実現することを強く求めます。
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さようなら原発! 栃木アクション2019
11月9日 宇都宮城址公園にて開催 
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さようなら原発!栃木アクション 2019.11.9

集会アピール
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福島第一原発は、2011年3月11日、大量の放射性物質を環境中に放出させる未曽有の事故を引き起こしました。

 土壌や海洋は汚染され、人の管理がされなくなった農村・里山は荒れて、元の景観を失い、野生状態へと様変わりしました。
 健康被害はより深刻です。福島県では、事故当時18歳以下であった子を対象に、継続的に甲状腺検査を実施していますが、2019年10月に、小児甲状腺がん及び疑いのあるとされた人数は230人にも上っています。福島県内外を問わず、将来の健康に大きな不安を抱きながら生活しているというのが実情です。
 原発事故による被害を受けたものは苦しみから、また受けていない人でも原発事故の連日の報道を目の当たりにした結果、原発はいらないという思いを強くしました。そして、2012年にエネルギー・環境会議が行った2030年のエネルギー政策の選択肢に関するパブリックコメントでは、多くの国民が、原発をゼロにすることを支持しました。原発事故のリスクや不安がなく、未来世代に放射性廃棄物といった負の遺産をこれ以上増やさない社会を目指していくこととしたのです。

 国内に54基あった原発の大半が停止ないし廃炉となり、9年近くの年月が経ちますが、電力不足で国民の生活や産業に支障が出たことはありません。

 ところが、国は、大多数の国民の意思に反し、地元自治体を巻き込んで、2015年8月には川内原発を稼働させ、2年近く続いていた「原発稼働ゼロ」に終止符を打ちました。その後も全国で再稼働に向けた働きかけを続けています。

 原子力規制委員会は、2018年11月、栃木県から最も近いところに位置する東海第二原発の運転期間の延長を認可しました。東海第二の再稼働の安全対策費用として、膨大な費用が必要で、東京電力から2000億円が融資されるとの報道もされています。東日本大震災で被災した運転40年越えの危険な老朽原発を稼働させてはなりません。

 私たちは、この栃木の地から、一人一人が脱原発の意思を示すために、今日、ここに集まりました。原発を推進させる国、電力会社など全ての勢力に対し、原発の再稼働を認めず、速やかに原発に依存しない社会を実現させることを強い意志のもと求めます

2019年11月9日

              さようなら原発!栃木アクション 参加者一同
 (下野新聞2019年11月10日朝刊)
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          時間:プレコンサート:  12時10分開始
          集会         :  13時
          パレード解散    :  15時
          パレード行程: 宇都宮市城址公園→宮の橋

                          主催:さようなら原発!栃木アクション
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さようなら原発! 栃木アクション2018
  11月11日 宇都宮城址公園にて開催
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脱原発を訴え 2キロをパレード

                宇都宮市中心市街地          (下野新聞2018年11月12日朝刊)
  
 脱原発などを訴えるイベント「さようなら原発!栃木アクション」が11日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園を主会場に開かれ、約1500人(主催者発表)が同市中心部をパレードした。
 県内の市民団体などで組織する実行委員会が主催。原子力規制委員会が日本原子力発電東海第2原発(茨城県東梅村)の最長20年の運転延長を認めたことも踏まえ、参加者は「原発いらない」 「再稼働反対」などと声を上げながら、JR宇都宮駅西口の宮の橋まで約2・2キロを歩いた。
 パレードに先立ち行われた集会では、絵本作家いわむらかずおさんや原発取材に取り組むお笑い芸人「おしどりマコ&ケン」が脱原発への思いを語った。
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宇都宮市内を脱原発などを訴えるパレード
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さようなら原発!栃木アクション2018.11.11集会アピール

 福島第一原発は、2011年3月11日、大量の放射性物質を環境中に放出するという末曽有の事故を引き起こしました。
 16万人もの住民が避難を余儀なくされ、いまだに避難を続けている人はおよそ55,000人いるといわれています。
 土壌や毎洋は汚染され、人の管理がされなくなった農村・里山は荒れて,元の景観を失い野生状態と様変わりしてしまっています。栃木県でも、山菜、野生キノコ、原木シイタケ、ヤマメ、イワナといった農林水産物から放射性セシウムが検出され、山菜や野生キノコ等はしほだ出荷制限や自粛が続いています。
 健康被害はより深刻です。福島県では、事故当時18歳以下であった子を対象に、継続的に甲状腺検査を実施していますが、2018年6月30日現在、小児甲状腺がん及び疑いのあるとされた人数は202人にも上っています。福島県内外を問わず、将来の健康に大きな不安を抱きながら生活しているというのが実情です。
 原発事故による被害を受けたものはその苦しみ故、また受けていない人でも原発事故の連日の報道を目の当たりにした結果、原発はいらないという思いを強くしました。そして、2012年にエネルギー・環境会議が行った2030年のエネルギー政策の選択肢に関するパブリックコメントでは、多くの国民が、原発をゼロにすることを支持しました。原発事故のリスクや不安がなく、未来世代に放
射性廃棄物といった負の遺産をこれ以上増やさない社会を目指していくこととしたのです。
 ところが、国は大多数の国民の意思に反し、地元自治体を巻き込んで、2015年8月には川内原発を稼働させ、2年近く続いていた「原発稼働ゼロ」に終止符を打ってしまいました。その後も再稼働の動きが全国で広がっています。
 国内に54基あった原発の大半が停止ないし廃炉となり、8年近くの年月が経ちますが、電力不足で国民の生活や産業に支障が出たことはありません。
 栃木県は、県境から100キロメートル圏内に、東海第二・福島第二・柏崎刈羽原発があります。栃木県から最も近い乗海第二原発は、震災の津波の被害を直接受けています。あの時、もう少し高い波が到達していたら、福島第一原発のような放射線被害があったと言われています。また、東海第二原発は30キロメートル県内に96万人もの人が住む、最も人口稠密地域にある原発で、迅速な避難は不可能です。
 この東海第二原発は、今、再稼働に向けた動きを加速させています。しかし、幸いなことに、2018年10月22日、海野那珂市長は、再稼働反対を表明しました。これは、東海村及びその隣接5市と日本原電と問で2018年3月に締結した、再稼働には「事前協議により実質的に事前了解を得る仕組みとする。」とする協定に基づ<もので、那珂市長の意見を無視して再稼働はできません。こ
の那珂市長に対してエールを送ると共に、東海村やその他の隣接市に対して、住民の安全を第一に考え再稼働に反対するように働きかけようではありませんか。
 私たちlよこの栃木の地から、一人一人が脱原発の意思を示すために、今日、ここに集まりました。
原発を推進させようとする国、電力会社など全ての勢力に対し、原発の再稼働を認めず、速やかに原発に依存しない社会を実現させることを強い意志のもと求めます。

2018年11月11日
                    さようなら原発!栃木アクション参加者一同

さようなら原発!栃木アクション
事務局:宇都宮市一条4丁目5番11号大木一俊法律事務所内
ツイッター@tochigidemo プログhttp:actllll.blog.fc2.com/
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さようなら原発! 栃木アクション2017
原発の再稼動はごめんだ!!  
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   脱原発を訴え
       1,700人行進
             宇都宮市中心部

                                    下野新聞 (2017年11月14日朝刊)
 「さようなら原発! 栃木アクション2017」が12日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園を主会場に開かれた。約1,700人(主催者発表)が同市中心部をパレードし、脱原発や再生可能エネルギーの推進などを訴えた。
 県内の市民団体などで組織する実行委員会の主催で、6回目。参加者は「原発反対」 「再稼働やめろ」などと声を上げながら、同公園からJR宇都宮駅西口の宮の橋まで練り歩いた。
 パレード前に、同公園でプレコンサートや集会も開いた。集会では原発再稼働差し止め訴訟を各地で展開する河合弘之弁護士や絵本作家いわむらかずおさんが登壇。河合弁護士は「福島県の子どもの甲状腺がん発発症率は通常の500倍。被害は深刻だ」と強調。「私たちは多数派。自信を持って粘り強く脱原発の活動を続けよう」と呼び掛けた。
 他に茨城県東海村の村上達也前村長ら5人によるリレートークも行われた。日本原子力発電が再稼働を目指す東海第2原発について村上前村長は「宇都宮から約60キロにあり、栃木の皆さんと生死を共にしている原発。再儲を止めるため皆さんと一緒に闘っていきたい」と訴えた。
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さようなら原発!とちぎアクション2017
 内容:
   1'30" 実行委員長挨拶
  10'00" 河合弘之弁護士(脱原発弁護団代表)
  28'00" いわむらかずおさん(絵本作家)
  33'10" 村上達也さん(元東海村村長)
  20'25" 藤島昌治さん(仮設住宅の元自治会長)
  49'40" 嘉部廣司さん(「元国立がんセンター放射線治療主任」、
                              現在「栃木県北ADRを考える会」)
  56'05" 中江綾さん(みらいを想う母の会)
 1°4'14" 首長からのメッセージ(鹿沼、塩谷、那須)
 1°9'30" 集会アピール
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さようなら原発!栃木アクション 2017.11.12

集会アピール

福島第一原発は、2011年3月11日、大量の放射性物質を環境中に放出するという未曽有の事故を引き起こしました。
 16万人もの住民が避難を余儀なくされ、いまだに避難を続けている人はおよそ55000人いるといわれています。

 土壌や海洋は汚染され、人の管理がされなくなった農村・里山は荒れて,元の景観を失い,野生状態と様変わりしてしまっています。栃木県でも、山菜、野生キノコ、原木シイタケ、ヤマメ、イワナといった農林水産物から放射性セシウムが検出され、山菜や野生キノコ等はいまだ出荷制限や自粛が続いています。

 健康被害はより深刻です。福島県では、事故当時18歳以下であった子を対象に、継続的に甲状腺検査を実施し、2017年3月には小児甲状腺がん及び疑いのある子が191人にも上っています。小児甲状腺がんに関する報告を受け、福島県内外を問わず、あるいは大人も含め、将来の健康に大きな不安を抱きながら生活しているというのが実情です。

 原発事故による被害を受けたものはその苦しみ故、また受けていない人でも原発事故の連日の報道を目の当たりにした結果、原発はいらないという思いを強くしました。そして、2012年にエネルギー・環境会議が行った2030年のエネルギー政策の選択肢に関するパブリックコメントでは、多くの国民が、原発をゼロにすることを支持しました。原発事故のリスクや不安がなく、未来世代に放射性廃棄物といった負の遺産をこれ以上増やさない社会を目指していくこととしたのです。

 ところが、国は、大多数の国民の意思に反し、地元自治体を巻き込んで、原発再稼働を目指し、2015年8月には川内原発を稼働させ、2年近く続いていた「原発稼働ゼロ」に終止符を打ってしまいました。

 原発事故前に54基あった原発のうち、今現在稼働している原発はわずか4基に過ぎません。大半の原発が停止ないし廃炉となっている中で、電力不足が国民の生活や産業に具体的な支障を及ぼしたことはありません。

 さらに、国外に目を向けると、ベトナムが原子力発電所の建設計画について白紙撤回を決め、台湾でも2025年までに原発をゼロとする法案が成立するなど、脱原発に向けた動きは今や国際的な潮流となっています。

 栃木県は、県境から100キロメートル圏内に、東海第二・福島第二・柏崎刈羽原発があります。事故が起こらない保証はありません。原発事故による放射能被害におびえて暮らすのは、絶対に嫌です。

 私たちは、この栃木の地から、一人一人が脱原発の意思を示すために、今日、ここに集まりました。原発を推進させようとする国、電力会社など全ての勢力に対し、原発の再稼働を認めず、速やかに原発に依存しない社会を実現させることを強い意志のもと求めます。

2017年11月12日                      さようなら原発!栃木アクション 参加者一同

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第5回 『さようなら原発! 栃木アクション 11.20』 
  
   
 
 20日は、宇都宮市長選・栃木県知事選の投票日。多くの公務職員が開票作業に動員された。それでも1,600名以上が城址公園に結集、集会・市内パレードが実施された。

脱原発パレードメッセージ集
「市民の皆さま。私たちは、原発をなくすために、宇都宮城址公園で集会をひらき、宮の橋までパレードをします。5年半まえの、福島第1原発事故は、まだ終わっていません。原発を、安全にコントロールすることは、不可能です。使用済み核燃料を、処理する技術も、ありません。原発は、存在することが許されないのです。そのことが、多くの人々の確信になっています。今こそ、みんなで、力を合わせて、原発を無くしましょう。そのため、皆さまのご協力とご理解をお願いします。」

さようなら原発! 栃木アクション 2016.11.20
集会アピール
福島第一原発は、2011年3月11日、大量の放射性物質を環境中に放出するという未曾有の事故を引き起こしました。
 16万人もの住民が避難を余儀なくされ、未だに避難を続けている人は8万人以上いると言われています。
 土壌や海洋は汚染され、食品・水は、基準値未満かどうかをチェックしなければ口にすることができないという、極めて不便な生活を強いられました。栃木県でも、山菜、野生キノコ、原木シイタケ、ヤマメ、イワナといった農林水産物から放射性セシウムが検出され、山菜や野生キノコ等はいまだに出荷制限や自粛が続いています。
 健康被害はより深刻です。福島県では、事故当時18歳以下であった子を対象に、継続的に甲状腺検査を実施していますが、2016年9月には小児甲状腺がん及び疑いのある子が174人にも上っています。小児甲状腺がんに関する報告を受け、福島県内外を問わず、あるいは大人も含め、将来の健康に大きな不安を抱きながら生活しているというのが実情です。
 そして事故から5年以上経った今でも、警戒区域に指定されている地域の住民は言うに及ばず、既に避難指示が解除された地域の住民であっても、とりわけ若い世代を中心に、低線量被ばくによる健康被害を恐れて帰還できないという状態が続いています。
 原発事故による被害を受けた者はその苦しみ故、また受けていない人でも原発事故の連日の報道を目の当たりにした結果、原発はいらないという思いを強くしました。そして、2012年にエネルギー・環境会議が行った2030年のエネルギー政策の選択肢に関するパブリックコメントでは、多くの国民が、原発をゼロにすることを支持しました。原発事故のリスクや不安がなく、未来世代に放射性廃棄物といった負の遺産をこれ以上増やさない社会を目指していくこととしたのです。
 ところが、国は、地元自治体を巻き込んで、原発稼働を目指し、2015年8月には川内原発を稼働させ、2年近く続いていた日本の「原発稼働ゼロ」に終止符を打ちました。さらに、原発輸出に向けても、動きを加速させています。
 しかし、原発のある鹿児島県や新潟県で、原発稼働に反対する首長を当選させていることからもわかるように、民意は脱原発社会を作ることにあります。
 栃木県は、県境から100km圏内に、東海第二・福島第二・柏崎刈羽原発があります。事故が起こらない保証はありません。原発事故による放射能被害におびえて暮らすのはまっぴらです。
 私たちは、この栃木の地から、1人1人が脱原発の意思を示すために、今日、ここに集まりました。原発を推進させようとする国、電力会社など全ての勢力に対し、原発の再稼働を認めず、速やかに原発に依存しない社会を実現させることを強い意思のもと求めます。
 
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     脱原発パレード2300人参加

                             宇都宮  (下野新聞 2015年11月16日朝刊)  
 脱原発を訴え宇都宮中心部でパレード
                     いわむらかずおさんらも参加


 脱原発や再生エネルギー推進を訴える催し「第4回さようなら原発!栃木アクション11・15」が15日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園を主会場に開かれ、約2300人(主催者発表)が同市中心部をパレードした。
 県内の市民団体などで組織する実行委員会が主催。同公園からJR宇都宮駅近くの宮の橋までの約2・2キロで行った。参加者は「原発反対」「いますぐ廃炉」「未来を守ろう」などと声を上げた。
 パレードに先立ち、同公園でプレコンサートや集会を開いた。集会では女優の木内(きうち)みどりさん、絵本作家いわむらかずおさんがアピール。続いて福島県浪江町から下野市へ避難している男性らが、リレートークを行った。
 原発反対を訴えたパレード=15日午後 宇都宮市内
ライン『さようなら原発! 栃木アクション 11.16』  
       
   生かす会栃木の旗 城址公園会場    市内をパレード
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 「脱原発へ2000人パレード                  
                 宇都宮で市民ら集会  

                                   下野新聞 (2014年11月17日)

 脱原発や再生可能エネルギーの推進を訴える「さようなら原発! 栃木アクション11・16」が16日、宇都宮本丸町の宇都宮城祉公園を主会場に開かれた。参加者約2千人(主催者発表)が同公園を出発し大通りなどを経て、宮の橋までパレードした。
 県内の市民団体などで組織する実行委員会の主催で、ことしで3回目。
 参加者は絵本作家いわむらかずおさんの14匹のネズミのイラストが描かれたオリジナル風船や横断幕などを手に「原発反対、再稼働反対」「未来を守ろう」などと声を上げた。一部団体が拡声器などを使いパレードに抗議する場面もあった。
 パレードに先立ち、同公園で講談師神田香織さんやいわむらさんのほか、塩谷町の主婦らによるリレートークも行われた。いわむら
さんは「原発事故が起きた福島では、憲法22条の居住、移転および職業選択の自由や憲法13条の幸福追求権も奪われていると言っていい
かもしれない。民主主義の国でこんなことがあっていいのか」などと訴えた。(岩崎駿祐) 
 
 
  

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さようなら原発 宇都宮で2000人パレード
 東京新聞 (2014年11月17日)

 脱原発を呼び掛ける「さようなら原発! 栃木アクション11・16」が16日、宇都宮市中心部で行われ、親子連れら約二千人(主催者発表)が参加した。人々は秋空の下、「原発を未来に残すな」「再稼働反対」などと声を上げながら、市街地を力強く行進した。
 住民団体による実行委員会が主催し、今年で3回目。パレードに先立ち、宇都宮城址(じょうし)公園で行われたトークイベントには、福島県出身で講談師の神田香織さんや、「14ひきのねずみ」シリーズで知られる益子町在住の絵本作家いわむらかずおさんらも応援に駆け付けた。
 「はだしのゲン」や、チェルノブイリ原発事故を題材に語ることもあるという神田さんは「一国の首相が『福島第一原発の汚染水はコントロールされている』とうそをつき、うその話をするはずの講談師が本当のことを言っている」と皮肉り、会場の笑いを誘った。
 いわむらさんは、自然の尊さを訴える自身の作風に引きつけ、「14ひきの一家も原発に反対している」と穏やかな口調で語った。
 その後、参加者たちは、仮装したり、楽器を鳴らしたりしながら、JR宇都宮駅に向かってパレード。高濃度の放射性物質を含む「指定廃棄物」の最終処分場候補地に選ばれた塩谷町からも、多数の住民が参加した。 (大野暢子) 
思い思いの格好で原発反対を訴えるパレードの参加者たち=宇都宮市で
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「原発のない社会を訴える『さようなら原発! 栃木アクション』」


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「脱原発」に2200人が訴え 
                 宇都宮中心街をパレード

                                   下野新聞 (2013年11月12日)
 脱原発や再生可能エネルギー推進などを訴える「さようなら原発! 栃木アクション11・10」が10日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址公園を主会場に開かれ、同公園から大通りなどを経て、宮の橋までパレードした。参加者は主催者発表で約2200人に上った。

 県内で脱原発を訴える43団体で組織する実行委員会の主催で昨年に続き2回目。参加者らは、絵本作家いわむらかずおさんの14匹のネズミのイラストが描かれた風船などを掲げながら「原発反対!」「再稼働反対!」などと声を上げた。

 パレードに先立ち、同公園ではルポライター鎌田慧さんやいわむらさんのほか、福島県からの避難者によるリレートークも行った。

 鎌田さんは「日本の原発がすべて止まっているのは、私たちが続けている運動の影響が大きい。すべて廃炉にするまでが私たちの闘いだ。原発はなくても生活に不自由はない」などと力を込めた。

 いわむらさんは野ネズミのメッセージを“代弁”しながら「原発事故は豊かな自然での暮らしを奪う。経済の問題ではなく、地球に生きるすべてのものたちの未来へと続く命の問題。総理大臣は反原発は無責任と言ったが、原発推進こそ無責任だ」と訴えた。
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脱原発2200人が訴え 宇都宮でパレード
                                   東京新聞 (2013年11月12日)

 原発のない社会を訴える「さようなら原発! 栃木アクション11・10」が十日、宇都宮市本丸町の宇都宮城址(じょうし)公園などで開かれた。 親子連れなど約二千二百人(主催者発表)が参加し、「原発いらない」「汚染水止めろ」などと声を上げながら、中心市街地を歩いた。

 住民団体などでつくる実行委員会が主催し、昨年に続いて二回目の開催。東京電力福島第一原発事故が起こる前から原発に反対してきたルポライター鎌田慧さんも応援に駆け付けた。

 イベントで鎌田さんは「政府は『原発は安い』『安全だ』『電力不足だ』という三つのうそで原発を再稼働しようとしているが、この論理は完全に破綻している」と指摘。「それなのに再稼働するとしたら、あと(理由は)何があるのか。将来核武装するための準備以外にない」と訴えた。

 その後、参加者たちはパレード。同公園から大通りへ出て、JR宇都宮駅前の橋まで約二・二キロを歩き、脱原発を訴えた。
さようなら原発!
栃木アクション11.10

 
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国民が分かる政治家を望む    
 
 幕末、江戸幕府15代将軍慶喜が大政奉還を朝廷に申し出た頃、東海道筋を中心に広く各地で「ええじゃないか」の大衆乱舞が起こった。これは誰が組織したのかも今もって不明で自然発生的だったという。
 翻って現代日本。まさに自然発生的に生まれた原発再稼働反対の集会・デモは、毎週金曜日の夜、東京永田町の首相官邸を人で埋め尽くしている。まさに現代版「ええじゃないか」である。
 ここに集う人たちは、若者をはじめ子どもを抱いた母親、そして、勤め帰りのサラリーマンなど、まさに一般の国民である。彼らは物を考えない国民ではなく、白身の頭で考え行動している人たちなのだ。
 しかし、原発再稼働問題で、当時の野田首相は彼らの行動を「大きな音だね」と切り捨てた。が、批判の嵐の後、セレモニー的に反対派の代表と短時間会談をしてお茶を濁した。
 政権交代後の安倍首相は無批判的に原発を推進している。先の国会答弁でも、原発反対を主張した小泉元首相の発言に対し「エネルギー政策に責任があるから推進する」と驚くべき回答をした。
 今、日本の国難を救う政治家の登場を念願している。

       (週刊新社会 2013年11月5日 ひとことに掲載)
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過去最大規模、「脱原発」に2100人 宇都宮でパレード

                                   下野新聞 (2012年11月13日)
 脱原発を訴えるパレード「さようなら原発! 栃木アクション11・11」(県脱原発パレード実行委員会主催)が11日、宇都宮市中心部で行われ、約2100人(主催者発表)が原発廃止や再稼働反対を訴えデモ行進した。実行委によると、県内の脱原発行動としては過去最大規模。
スタート地点となった同市本丸町の宇都宮城址公園には、正午前から脱原発のメッセージが書かれたチラシや旗を持った参加者が続々と来場。市民団体や労働組合以外にも親子連れの姿が目立ち、実行委の目標だった1千人を上回った。
 実行委員長の大木一俊弁護士は「県内の市民によるパレードでこれほど多くの人が集まったのは初めて。県内に脱原発のうねりが生じ、原発に頼らない社会になってほしい」とあいさつした。
 同市出身の作家落合恵子さんも駆け付け「次世代のために原発をなくすのは大人の責任。明日笑うため今日は怒りましょう」と呼び掛けた。描き下ろしのイラストを提供した益子町在住の絵本作家いわむらかずおさんや、福島県からの避難者、日光市の中学生らも登壇し、原発再稼働の反対などを強調した。
 参加者は午後2時から太鼓などに合わせて「原発いらない」「再稼働反対」と声をそろえ約2キロを約1時間かけて練り歩いた。


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(栃木放送)

東日本大震災からちょうど1年8カ月となる11日、宇都宮市の中心街で脱原発を訴える大規模なパレードが行われました。
 脱原発パレードは、「さよなら原発!栃木アクション11・11」として、栃木県脱原発パレード実行委員会が主催し、およそ2100人が参加して行われました。
 パレードの出発地点となる宇都宮城址公園ではプレコンサートや宇都宮市出身の作家、落合恵子さんと益子町に住む絵本作家、いわむらかずおさんから、原発はいらないというスピーチがありました。
 このほか、福島第1原発近くの福島県楢葉町から栃木県内に避難している男性や日光市の中学生が脱原発への思いを話したあと、宇都宮市の大通りから宮の橋まで中心街を「原発いらない」「原発再稼働反対」などとシュプレヒコールを上げながらパレードしました。
 また、参加者らは政府に対し「原発の再稼働を認めない」「大飯原発3号機と4号機の再稼働を直ちに取りやめる」「速やかに原子力発電に依存しない社会を実現すること」というアピールを採択しました。 
                                             アピール文
 さよなら原発!栃木アクション11.11アピール
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